PYXISノンリニアビデオ再生/録音システムが柔軟性と使用の容易さで脚光を浴びている


2007年2月19日、オーストラリア シドニー — ノンリニアビデオ再生/録音システムであるFairlight Pyxisファミリーの柔軟で直感的な操作が注目され、最近いくつかの主要なビデオプロダクションやポストプロダクションがHDビデオ機能のためにPyxisを導入されました。

2006年12月、主要なポストプロダクションであるSSI Adcanced Post Servicesは、2つのダビングルームの内の一部屋をHD環境にするために、Pyxisシステムを導入しました。「私たちはダビングルーム間で互換性を必要としました。」と、SSI Advanced Post ServicesのエンジニアディレクターのGary Fradkin氏は言います。「Pyxisシステムは自分たちが信頼できる使い易いツールであり、2番目のシステムとして加えることは簡単な選択でした。」

ハリウッドを拠点とし、SSIの大多数のビジネスは主要映画の予告編のためのポストプロダクションサービスです。クライアントにはWarner Brothers、Sony、Columbia、Fox、Paramount、Miramaxなどがあります。「私たちの予告編の100パーセントはHDコピーで提供されます。従って、HDで作業する方が明らかに速く、またより効果的です。」とGary氏は付け加えます。「一旦予告編のミックスをすると、私たちはPyxisで最終的なミックス作業を行い、すべての作業の記録を取ることができます。」

バンクーバーにある新しいPyxisユーザーのDick & Roger’s Sound Studioは最近、費用効果に優れたノンリニアビデオソリューションのため、Fairlightに移行しました。1990年に設立されたDick & Roger’sは、5.1チャンネルミキシングのアニメーションの音楽作曲から対話ブレークダウンに及ぶ、多くのサービスを提供するデジタルオーディオポストプロダクションです。「私たちは非Macベースの編集システムと互換性を持ち、ノンリニアのビデオ作業の柔軟性を提供するソリューションを必要としました。」と、Dick & Roger’sの共同設立者であるRoger Monk氏は言います。「私たちは様々な製品を検討しましたが、Pyxisシステムは機能と直感的なインターフェースの多様さにおいて、論理的選択でした。」

ユニークなアプリケーションでは、Visual Image Displayがラスベガスの最新Consumer Electronics ShowでPanasonicの展示品に示されたコンテンツを設計/統合するために、Pyxisシステムを使用しました。PyxisシステムはPanasonicの新製品のHDプラズマディスプレイで、非圧縮のビデオプレイバックとして使われました。ラップトップとSDI接続を使用して、Visual Image Displayは現場でビデオコンテンツを編集し、すぐさま再生のためPyxisシステムに移しました。Pyxisで、Panasonicは現在、特定の開催地に合うビデオコンテンツを素早くカスタム編集することができます。「製品の使用方法を学ぶための多くのトレーニングが不要で、すぐに使用できることは、Pyxisシステムの大きなアドバンテージです。」と、Visual Image DisplayのBrad Eisenhaure氏は言います。「私たちはショーで多くのカットをし、短時間でかなりの編集を行うことができました。」

Pyxisファミリーは、Standard Difinitionプレイヤー/レコーダー(PYX-S)、GenlockとSDI I/O付きStandard Definitionプレイヤー/レコーダー(PYX-PRO)、HD/SDネットワーク対応プレイヤー(PYX-P)、最高速ビデオクオリティのためのJPEG Compressionまたは4:2:2非圧縮ビデオをサポートするSDIとGenlock付きHD/SDプレイヤー/レコーダー(PYX-HD)があります。推奨ホストPCはエンドユーザーによって構成でき、必要な場合にはどの段階ででも、ストレージの必要条件と周辺機器をいつでも最適化でき、または加えることが可能です。

「FairlightはSSI Advanced Post、Dick & Roger’sおよびPanasonicへの最近の導入で証明されるように、Pyxisの広範囲にわたる選択を楽しみました。」と、Fairlightのセールス&マーケティングディレクターのStuart DeMaraisは言います。「Pyxisの使いやすさと柔軟性は、コストパフォーマンスに優れ、HD編集のために空前の速度と効率を提供します。」

Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlight は、標準あるいは高水準のポストプロダクション、放送局、音楽スタジオのためのデジタルオーディオレコーディング、エディティング、ミキシングシステムを含むメディア制作ツールの開発、製造を行っています。FairlightのDREAMUファミリーにはSatelliteAV、StationPlus、Constellation-XT、HD DREAM FactoryとAnthemがあります。DREAMUシリーズはFairlightの画期的なCC-1テクノロジーで動きます。CC-1はDRO(Dynamic Resolution Optimization)を導入し、先例のないスピード、柔軟性と高音質と共に、コストパフォーマンスにも優れた世界初のFPGAベースのメディアプロセッシングエンジンです。

DREAMUを補足するのが、FairlightのPyxisファミリーです。FairlightのMediaHubワークフローツールは完全なメディアマネージメントをオーディオとビデオネットワークに提供し、統合型あるいは独立型のSD/HDビデオ製品の包括的な選択を提供します。