スペインのAudioprojects:2台のFairlight Xynergiシステムで拡張
スペイン、バルセロナ — スペインの主要フィルム/テレビポストプロダクションの一つであるAudioprojectsは、DUYが以前所有していたバルセロナスタジオを引継ぎ、事業を拡大しました。

Audioprojectsはバルセロナ郊外にある19世紀の大邸宅内の集合住宅に、5つのスタジオと4つのミキシングシアターを管理しています。フィルムコマーシャルとトレーラーのための3つのスタジオと小さなドルビー保証ダビングシアターからなる前のDUY施設は現在一新され、Fairlight Crystal Core(CC-1)エンジンで動く2台のXynergiメディアプロダクションシステムで再装備されています。スペインの販売代理店Unitecnicにより導入、設置されました。

Audioprojectsのオーナー、Andrew Galletly氏は言います。「私達はアムステルダムのAESショーでのデモの後、2台のXynergi MPC96システムを注文しました。コントロールサーフェースの単純さと、ハイエンドオーディオとビデオ制作に必要な全てのツールをもたらすXynergiの速いエディティング/ミキシングインターフェースに非常に感動しました。私達がインストールしたシステムは、私達の仕事の大部分であるアテレコの音声録音のために使用します。安定性と同期に危惧することなくワークフローのスピードアップを可能にし、スタジオ間のシステムをネットワーク化する能力は、大きな利点です。」

1989年に設立されて、Audioprojectsはフィルムとテレビ素材を英語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語とカトロニア語に吹替えます。その国際的なクライアントリストには、主要なテレビネットワーク、プロデューサー、代理店と広告会社などがあります。

「私達の主な施設は、しばらくの間Fairlight Pyxisで動いていました。」と、Galletly氏は付け加えます。「現在11のシステムが動いていますが、いつもそのパフォーマンスに満足しています。Fairlightとの良い関係は、Xynergiに投資する私達の決定において、大きな要因でした。」

Audioprojectsは夏に向けて、バルセロナに新しいスタジオを開く予定です。また同社は急速にメディアセンターになりつつあるバルセロナ22@地区にもドルビーデジタルダビングスタジオを建設中です。

「音響技師でスタジオデザイナーのPhilip Newell氏が新しいスタジオを設計しています。
年末までにオープンできることを望みます。」と、Galletly氏は言います。「私達はヨーロッパの至る所から仕事を引き寄せることができる幸運な位置にいます。この拡大は現在の成功を反映します。」

Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。