Virtuel Audio:Fairlightの最新テクノロジーのパワーに投資
フランス、パリ — パリの中心部に位置するVirtuel Audioは、テレビと広告市場のためのオーディオポストプロダクションを専門に扱う3つのスタジオ施設です。クライアントは、フランステレビジョングループ、Canal+、及びいくつかの民間制作会社などの、国内トップの放送局や広告代理店の多くを含みます。

既にパリで最も技術的に先進な施設の一つとみなされ、強力なCC-1デジタルメディアエンジンで動くFairlight Xynergiメディアプロダクションセンターと12フェーダーサイドカーの導入により、Virtuel Audioは今やその名声を不動のものとしました。

Virtuel AudioのサウンドエンジニアLaurent Herniaux氏は、スピードと柔軟性が、施設がStudio Oneをアップグレードすると決めた主な理由であったと言います。

「私達は数年間Fairlight機器を使っていて、製品の信頼性と効果は賞賛のみです。」と、彼は説明します。「このアップグレード前は、QDCエンジンのMFX3とMFX3.48を使用していました。またPyxisTrackビデオと全てのスタジオをネットワーク化させるMedialinkも持っています。XynergiをインストールしCC-1プラットフォームへ移行する決定は、ワークフローを改善し効率を上げたかったという、全く商業的な理由からです。Xynergiは非常に速いエディティングとミキシングインターフェースを提供し、広く使われているサラウンドフォーマットの全てを扱うその能力は、クライアントが持ち込むどんなファイル形式にも対応できる最高のポジションに私達を導きます。」

FairlightのフランスのビジネスパートナーEuroMedia Technologiesはアップグレードを担当しました。AV-T3.0 CCE(Crystal Core Edition)のインストールも含みます。これは、EuroMedia Technologiesにより開発され、Fairlightによってサポートされた新しいツールで、施設全体の生産ワークフローを自動化させることを可能にします。

EuroMedia TechnologiesのマネージングディレクターDenis Derigentは言います。「XynergiとCC-1の組み合わせは、激しい作業量を持つ施設のためのパーフェクトチョイスです。Virtuel Audioは主にとても速いターンアラウンドを必要とするテレビトークショーや雑誌プログラムを扱います。クライアントの観点から、編集及びミキシングプロセスのスピードをアップさせる機器は喜ばれます。それはまさしくXynergiが行うことです。」

Virtuel Audioの新しいXynergiシステムがインストールされてまだ数週間ですが、Laurent Herinaux氏はワークフローが既に改善していると言います。

「使い易いシステムで、学ぶほどにより速くなります。」と、彼は言います。「ユーザーインターフェースは非常によく考え抜いていて、一般的に使用されるWindowsアプリケーション(Email、ワードやエクセルなど)にアクセス可能なところが本当に好きです。」

現在Virtuel AudioはFairlightの新しいCC-1テクノロジーを取り入れるために、2つめのスタジオのアップグレードを予定しています。これは施設をより一層柔軟にし、Virtuel Audioのエンジニア全員が楽しみにしています。

Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。