Studio TonmeisterはXynergi MPCをFairlightリストに追加する
ドイツ、マインツ — 今年で創立25周年を迎えるStudio Tonmeisterは、Fairlight Xynergi Media Production Centreを導入しました。

新しいXynergi MPCは(Fairlightのドイツの販売代理店Media Logicにより)、Control Room2に設置されました。ZDF、ドイツで第2のネットワークTVステーション、ヨーロッパで最も大きな放送局の一つを含む、様々な映画や放送局のためのリップシンクプロジェクトに使用されています。

ドイツのマインツの郊外に位置し、Studio Tonmeisterには5つの最先端サウンドスタジオと2つのAVIDスイートがあります。その集中化された中継システムおよび恵まれた機材リストで、Studio Tonmeisterはドイツで最も素晴らしいオールラウンド施設のうちの一つです。

シニアサウンドエンジニアのAlfred Huff氏は言います。「私達は何年にもわたりFairlight機器を使っていて、既に4台のMFX3システムを所有しています。Xynergiを導入する決定は、時間を節約する観点からスタジオのために有益です。私達の意見では、これは市場の最も良い編集システムです。より速く、ProToolsよりもスムーズで、その上音質が素晴らしい。」

FairlightのXynergiデスクトップメディアプロダクションセンターは、広く使われているサラウンドフォーマットでのビデオ制作のハイエンドオーディオのために、必要とされるすべてのツールをまとめて提供します。システムはFairlightのCC-1デジタルメディアエンジンの処理能力を利用して、統合されたPyxisTrackシステムでビデオの再生を取り入れます。

Xynergi MPCは、エンジニアがFairlight CC-1のすべての特長と機能にアクセスすることが可能なデスクトップユーザーインターフェースのXynergiコントローラを特徴とします。

そのCC-1カードのMADI (Multi-channel Audio Digital Interface)をネイティブに実装するシステムの能力が喜ばしい機能であると、Alfred Huuf氏は付け加えます。

「完全な9ピン実装によって、リモートコントロールを通して、コントロールルーム2の広範囲のテープマシン(Sony DIGI BetaやPanasonic DVCPro、Panasonic DVCPro HD、Sony BETA SP、Sony HDCamなど)と容易に接続可能です。」と、彼は言います。「また、AES/EBU変換チェーンにMADI内で起こりうる失敗ポイントを取り除くこともできます。」

Studio Tonmeisterは、ZDF、SAT1およびSWR(ARD)といった、幅広いクライアントリストを持っています。テレビとフィルムのためのオーディオポストプロダクションを含む様々なプロジェクトを取り扱います。スタジオのすべては完全にネットワーク化されています。メインコンサートホールから録音し、他のどのスタジオでもパッチすることを可能にします。

「スタジオ施設のそばに、私達はオンサイト宿泊施設も持っています。」と、Alfred Hugg氏は付け加えます。「そして、何よりも、私達には本当においしいビストロがあり、顧客のために開放しています。」

Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。