Sound DesignがXynergiテクノロジーに投資
カリフォルニア、ハリウッド — 100年を超える歴史的なハリウッドセンタースタジオにあるSound Design社は、バラエティ、アワードショー、コメディ、ドキュメンタリー、ドラマ、コンサートスペシャル、アニメーション、コマーシャル、DVD制作など、様々なタイプのプログラミングを専門に扱うデジタルオーディオポトプロダクション施設です。

1996年初めから、施設にある5つすべてのスタジオにはFairlightを装備しています。そして最新Fairlightテクノロジーの進歩を考慮し定期的にアップグレードされています。

最近のアップグレードは、Fairlight Xynergiデスクトップメディアプロダクションセンターです。すべての広く使われているサラウンドフォーマットで、ビデオプロダクションのためのハイエンドオーディオに必要なすべてのツールをもたらします。システムはFairlightのCC-1デジタルメディアエンジンの『グリーン』のプロセッシングパワーを利用し、統合されたPyxisTrackビデオを含んでいます。

施設のオーナーのPaul Sandweiss氏は言います。「音質とファイル転送の容易さは、私達がXynergiに投資する大きな決め手でした。新しいシステムで学ぶことは多いが、Fairlightチームは非常に親切で、私達の独特なアプリケーション問題のいくつかにアドレスするのを大いにアシストしました。新しいシステムが、より少ないテープベースの配達、より多くのファイルベースの配送という、次のワークフローを統合する助けとなると信じています。」

XynergiメディアプロダクションセンターはXynergiコントローラ(EメールやWord、Excelなどの一般的なWindowsアプリケーションと同様に、エンジニアがFairlight CC-1のすべての特長と機能にアクセスできるデスクトップインターフェース)を特徴とします。

Xynergiシステムはコントローラ単体のシステム(MPC96/144)、またはXynergi 12フェーダーサイドカー付き(MPC-144F、MPC230F)を指定可能です。スタジオの美観と調和する統合されたワーク環境を提供するために、スタンドアロンかカスタム家具に埋め込むことができます。

Sound Designは最初のXynergiに感銘を受け、もう2台のXynergiシステムを注文し、2009年度中に3台のQDCマシンをXynergiに切り替える予定です。

「私達は最近のアメリカンミュージックアワード(ノキアシアターで行われ、11月にABCで生放送されました)で、すべてのライブ演奏を録音するためにXynergiシステムを使用しました。」と、Sandweiss氏は言います。「グラミーノミネートコンサートでのライブ演奏や、12月にゴスペルのBETの例祭を録音するのにも使用しました。ゴスペルの祝賀は観衆の前で生収録され、Sound Designに戻り、新しいXynergiでミックスされました。」

Sandweiss氏によると、Xynergiの次のプロジェクトは、今度のSAGアワード、グラミー賞、BET Honorsと、HBO、Comedy Centralやその他多くのコメディスペシャルのためのパッケージを構築することです。

「私はその具体化したものを通してFairlightのサウンドに常に感動します。そして利用可能な最高の共鳴プラットフォームであると本当に思います。」と、Sandweiss氏は付け加えます。



Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。