ドイツのZDFが2台のXynergi MPC96システムを導入
ドイツ、ベルリン — ドイツの公共放送局ZDF(www.zdf.de)は、2台のFairlight Xynergi MPC96システムを導入しました。Fairlightドイツの販売代理店Media Logicが設置しました。

ZDFはLander(ドイツ連邦共和国を作る16の州)の首都全土で局のネットワークを管理しています。Fairlight Xynergiシステムがインストールされたのは、ベルリンを拠点とする編集とプロダクションがメインのHauptstadtstudio施設です。

公共放送局として、ZDFは情報、教育とエンターテイメントプログラムをあらゆる世代の視聴者に提供します。そのニュースと時事プログラミングと並んで、放送局はドキュメンタリー、フィクション、およびスポーツプログラムも制作します。

新しいFairlight Xynergiシステムは、様々なプログラム(特に特別な音の編集を必要とするもの)を作るのに用いられています。これらはドキュメンタリー、マルチチャンネルプロダクション、トレーラーおよび『聞き取り』映画(主に視覚障害者用)を含みます。

FairlightのヨーロッパプロダクトマネージャーのMario Schmitzは次のように言います。広く使われているサラウンドフォーマットで、ビデオプロダクションのためのハイエンドオーディオに必要なすべてのツールをもたらすので、ZDFはFairlight Xynergiを選びました。Xynergiは彼らのAvid Unity ISISシステムへのダイレクトアクセスで、ZDFのプロダクションネットワークに継ぎ目なく統合されます。そして、DVCPRO-HDコーデックを使ったHD製品のためのMXFソリューションを提供します。今日の放送局の多くにZDFの作品は頻繁に使われており、ワークフローの加速を助けるどんな技術でも歓迎されます。その速いCC-1デジタルメディアエンジンと統合されたPyxisTrackビデオで、オーディオと高解像度ビデオを放送チェーンに直接入れることができるので、Xynergiは素晴らしい時間の節約を提供します。

「ZDFがその名門のベルリン施設のためにFairlightテクノロジーを選んだことは大変嬉しく思います。新しいXynergi MPC96システムがZDFスタッフに重要な利点をもたらすことを確信します。」

Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。