受賞FoleyアーティストJohn SimpsonがFairlightに帰ってくる
オーストラリア、シドニー — Baz LuhrmannやPeter Weirを含む多くのトップディレクターと仕事をした、複数の受賞経験を持つFoleyアーティストJohn Simpson氏は、完全なHigh Definitionピクチャートラックの2Bay Fairlight Constellation XCSを導入しました。現在、自身の専門フィルム/テレビのFoley施設であるFeet’n Framesで稼働しています。

アデレードからおよそ400kmに位置し、Feet’n Framesは文字通り南オーストラリアのアウトバックの端にあります。スタジオは300エーカーの所有地にあり、電力は9kva3気筒ディーゼルジェネレータで供給しなければならない程離れています。特にできるだけ静かにするよう適合され、ジェネレータはすべてのスタジオ装置と空調の原動力となります。気温が夏の時期49℃まで上昇することを考えれば、贅沢というよりはむしろ必要不可欠なものなのです。

「外は非常に静かです。レコーディングスタジオを建てるには最適な場所です。」と、Simpson氏は言います。「騒々しいファンを持つすべての装置は、屋外にあるエアコン付の改造されたキャラバンのコントロールルームにあります。これは良く、静かで、Foleyをレコーディングする時にそれは重要です。Fairlightと予備機すべては、ジェネレータからどんな電力変動も取り払うために、インラインUPS/パワー空調装置で動きます。セキュリティについても、毎夜建物の外で眠ることが好きなカンガルーの家族が行ってくれます。」

長年のFairlightユーザーのSimpson氏は、テクノロジーレースの有利な立場を保ちたがっていたので、Constellation XCSコンソールにアップグレードすることを決めました。

彼は次のように説明します。「私は過去、常に安定しているMFX2とMFX3コンソールを持っていました。しかし、ProToolsやNuendoなどのシステムが出てきた時、私は取り残されると感じ始めました。なぜならそれらははるかに少ないコストでより多くの仕事をするかもしれないからです。結局私は違うメーカーに乗り移りました。」

Simpson氏は初め、新しいシステムに満足でしたが、再発するソフトウェアバグやQuicktimesが適切にプレイしていなかったという事実に失望しました。それはいくつかの主要なピクチャの問題を彼に与えました。

「同僚が新しいFairlight Xynergiシステムで読むレビューを参照したのはこの頃です。」と、Simpson氏は言います。「私はいつもFairlightが好きで、XynergiがPCで動くことに興味を持ちました。そして調べ始めました。Fairlightからデモシステムを借り、数週間それを試した後に非常に感動し、私は新しいセットアップを注文しました。これは今首尾よく動いていて、私の以前のピクチャの問題をすべて解決しました。ピクチャをどんなフォーマットにも投げることができ、それらをプレイするのは幸運です。システムの安定性は格別で、また私はXynergiキーボードも愛しています。マウスをほとんど使いません。カットオンがとても簡単にリラックスしてできることが分かりました。(私は録音の後すべてのFoleyをカットします。)私のお気に入りの機能は、とても使い易いクリップネーミングです。」

そのような遠い場所で働くのは、国際的なクライアントベースの施設にとって問題が多いと思いましたが、しかしJohn Simpson氏は2つの主要なソフトウェアを使用することによってこれに打ち勝ちます。CinesyncとFairlightのVirtual Studio Runnerです。これは高速ワイヤレスインターネットを通ってデジタルメディアを送受信することを可能にします。

「クライアントは私のFTPサーバーに彼らのピクチャをアップロードします。私は仕事を完了した後に、彼らが必要とするフォーマットでセッションを送ります。」と、彼は説明します。「Fairlight VSRは私のFTPアクセス詳細やクライアントの詳細でセットアップされ、世界中どこへでも小さなクリップを送ることを非常に迅速に容易にします。私のすべきことはエフェクトを記録することです。そしてボタンを押してサーバーに持っていくことです。(クライアントへEmailを送りダウンロードを依頼します。)これは非常に気の利いたシステムです。それにとてもクールです。インターネットとこれらのソフトウェアがなければ、私はここで仕事することはできないでしょう。」

FoleyアーティストとしてのJohn Simpson氏の才能は、多くの需要があり、世界中のプロジェクトで多忙をきわめています。彼は1981年にSA Film会社でキャリアを始めました。そこではマグナテックダバーやプロジェクターをロードする裏方として雇われました。2、3年以内に、彼はFoleyをレコーディングしていて、彼のスキルはすぐに認められました。特に、初めに若草物語で彼を雇用し、その後トルーマンショーを含む多くの映画で一緒に働いていたLee Smith(Dark Nightのフィルムエディター)によって。

Simpson氏はまだ他のFoleyスタジオを回っていますが、彼はFeet’n Framesで働くのを好みます。臨時のFXやatmosphereレコーディングと同様に彼のすべてのFoley要求を扱うためにセットアップされます。

「静かな場所は、外での録音を理想的にします。」と、彼は言います。「私達はBaz Luhrman’s Australiaにこの多くをしました。(特にリアルなものやFoley段階で行われた馬の録音のすべて。)また私達は多くの映画のために、車、トラック、6つのtrack atmospheresを録音しました。部屋のすぐ外に車及び同様のものを録音する美しさは、私がすぐに録音されたエフェクトをロードし、タイミングがないかピクチャをチェックすることができるのです。」

今年の初めのインストール以来、Simpson氏の新しいFairlight Constellation XCSは2つのオーストラリアの主要映画『Coffin Rock』と『The Last Ride(主演Hugo Weaving)』と、Charlotte and Henryや新しい子供番組を含む多くの短編映画とテレビ番組のために、Foleyを録音するのに使用されました。進行中の他のプロジェクトには2つの新作『The Guardians of GAHoole』と『Happy Feet 2』があります。


Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品には、Constellation、Xynergi、AnthemとPyxisがあります。そして、そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した「グリーン」なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。