■ Independent Studios Fairlight CC-1エンジンを標準化
アメリカ、ウィスコンシン州 — 最初のFairlightクリスタルコア(CC-1)システムをインストールした1年後、ミルウォーキーにあるIndependent Studiosは、CC-1テクノロジーを導入するために2つめのオーディオポストプロダクションスイートをグレードアップさせました。これにより、プロジェクトがシームレスにスタジオ間を行き来することを確実にします。

1991年の創業以来、Independent Stduiosは、コマーシャル音楽やサウンドデザインを専門とする小さな施設から、様々なクライアントのためにコマーシャル、ドキュメンタリーおよび主要映画プロジェクトを扱う会社へと大きく成長しました。施設は2つのオーディオスイート(どちらにもFairlight Constellationコンソールを装備しています。)と音楽スタジオを持つまでになりました。またビデオ編集スイート、グラフィックススイートと新しいカラー補正スイートもあり、これらは別の会社であるIndependent Editによって運用されています。

創立ディレクターのRandy Bobo氏は言います。「私達は初めてProdigy2とQDCシステムを導入した2000年からFairlight製品を使用しています。2008年6月、ビデオとプロジェクトの統合やサードパーティープラグインオプションの能力が欲しかったので、私達はオーディオスイートの1つを新しいCC-1プラットフォームにアップグレードすることを決めました。」

「その決定をしたので、2つめのオーディオポストスイートをグレードアップさせてもう1台のQDCを引き上げるのは、時間の問題にすぎませんでした。私達は両方のポストプロダクションスタジオを同じ機材に揃えることを好みます。これはクライアントのスケジュールに余裕を持たせることができるためです。また両方の部屋が同じ環境であれば、プロジェクトは簡単に部屋を移動でき、仮に何か起こったときにはいつでも修正することが可能です。」

Randy Boboは自分が『Windouws派』でないと素直に認めますが、Fairlightの最新技術への移行は非常に直接的で、この先CC-1以外の何かを使うことを想像できないと彼は言います。

「それは非常に速く、より多くの柔軟性を私達に与えます。」

「Fairlightの複数のA/Vファイル形式のサポートのおかげで、私達は今わずかな時間でファイルをインポート、エクスポート、コンバートすることができます。」

Ken Barnsley(Fairlightのワールドワイドセールス&ディレクター)は、CC-1エンジンの売上が着実に上がっていると言います。特にアメリカで、新規顧客や既存フェアライトユーザーがこの強化されたプラットフォームのパワーと融通性を認めています。

「FairlightのCC-1カードは以前のQDCプラットフォームより確実に進歩しています。とりわけグリーンに対する確かな実績に関して。」と、Barnsleyは言います。「物理的にポケットに収まるサイズに縮小し、エネルギーに関しては発生する全体熱を98%減少、電力は600ワットからたったの12ワットに減少します。HDビデオとオーディオのシームレスな相互作用、広範囲にわたるファイル変換機能をサポートすることで、Fairlightテクノロジーは1つの統合されたプロダクション環境において真の集中をもたらし、様々な放送とポストアプリケーションでワークフローを高めます。」

Fairlightについて
オーストラリアのシドニーを拠点とするFairlightは、CC-1 FPGAデジタルプロセッシングエンジンで動くメディアプロダクションシステムを開発、製造しています。Fairlight製品にはConstellation、Xynergi、Pyxis MT等があります。そのすべてが世界の主要な放送局、ポストプロダクション、音楽スタジオや映画制作スタジオで大きな位置を占めています。Fairlightは革新と発展の豊かな伝統があり、環境に配慮した『グリーン』なコンピューティングテクノロジーの最前線にあります。