■ 麻布プラザ インタビュー http://www.wog.co.jp/azp/index.html

左側 青木信二様 右側 兵藤恵子
合計7台のフェアライトコンステレーションシステムの導入が決定した東京港区の麻布プラザ様に訪問し当社業務部の兵藤恵子より今回の導入の経緯及び今後の展開について取締役の青木信二様にお話をお伺いしました。

Q.麻布プラザ様は会社設立何年になりますか?
A. 会社は昭和62年12月でスタジオオープンは63年3月ですからもう18年になります。

Q,フェアライトを導入されてから何年になりますか?
A,移転時導入で8年になります。

Q,現在のスタジオ設備は何部屋になりますか?
A,ビデオの編集室が17室、MA室が6室あります。

Q,今回、FAMEシステムからConstellationにアップグレードされる事になりましたが機種選定の理由を教えてください。
A,地上波デジタルの開始で番組制作もサラウンド対応が必要になってきておりここ1〜2年で確実に設備対応する必要があります。もちろんステレオ作業からサラウンドミキシングに移行するには設備だけではなくエンジニアやプロデューサー迄含めたトレーニングが必要になります。フェアライトを選んだ理由の一つには、これまでのFAMEのミキシング、オーディオファイルの互換性とサラウンドミキシングの簡便性があります。サラウンドミックスの変更でステレオデータも同時にマシンが構築してくれる事によりエンジニアは直ぐにサラウンド作業に移行して、放送はステレオでもメディアとしての資産はサラウンド環境という事が実現できポストプロダクションの差別化が時間とコストをかけないで出来るという事です。

Q,今回同時にワークビデオのノンリニアHD化も行ないますがどのようなシステムで構築されますか?
A,現在、オーディオは全てマシンルームのサーバーで結合し外部ともインターネット経由でファイル転送等行なっていますが、今回のPyxis HD導入によりMAルームのビデオのネットワーク化も行ないます。PyxisのアドバンテージはSD/HD両フォーマット対応でありノンリニアビデオのOMFファイル等のインポートが可能です。タッチスクリーンベースのユーザーインターフェースとビデオ/オーディオ両方向からの制御ができる製品はフェアライトだけです。 今後は、サーバー容量を随時追加していきクライアント様へのプレビューやファイルのアップロード等のネットワーク設備の追加も計画しています。

本日はお忙しい所ありがとうございました。