■ WINK2渋谷 道玄坂スタジオ 2台目のコンステレーションシステム導入
東京のポストプロダクション ウィンクツー( http://www.wink-2.com/ )では、道玄坂スタジオのMAルーム2が新設されフェアライト社のコンステレーション統合型ミキシングコンソールの導入が決定しました。



システムは5ベイ、24フェーダーのCC-1エンジンベースのミキシングとDAWを統合したコンステレーションで、既に導入済みのMA1システムのコンステレーションと共にネットワークで構築されています。
ビデオディスクレコーダーはAVメディア社 ピクシスNLV HDシステムとCC-1エンジン搭載ビデオトラックを導入しています。
 CC-1エンジンはAPPLE 社のXsanサーバーと結合し、PD、ECS編集室で作成、蓄積された映像音声データをファイバーチャンネルネットワーク経由でフェアライトに読み込み、映像音声のMA起こしをすること無く、ダイレクトMA作業を行うワークフローが可能です。
 NAブースは同時に5人が着座して収録可能、コントロールルームは5.1chサラウンドに対応、50インチHDプラズマディスプレイにて幅広いMA作業に対応しております。 プレビューには100インチTHX認証スクリーンと、7000ルーメン3管式のDLPプロジェクターを常設。 アウトボードにはAMEK 9098マイクプリアンプ、NEVE33609、TCファイナライザー、SN-770ノイズリデューサー、SPX-2000を設置、CC-1のプラグインソフトウェアはダイヤモンドバンドルを搭載しております。

 


オーディオレベルモニターには、聴覚レベルを忠実に表示する、リアルタイムラウドネスレベルモニターをMA1、MA2に設置、VU、ピークメーターと共に放送クオリティーのレベル監視を行いながらダウンミックス作業を行うことが可能になりました。
 フェアライトのコンステレーションは日本国内で38台の導入実績を持っているフェアライトの統合型のオーディオミキシングワークステーションで、ステレオからマルチチャンネルオーディオまで編集、ミキシングが可能。同時にSD/HD映像をCC-1エンジンに取り込み可能で一体化しての効率の良いデジタル放送対応のミキシング作業が行えます。
 従来のQDC、mfx3システムとのオーディオデータ互換や、他社オーディオ、映像ファイルの読み込みも行えSD/HDや各種フォーマットに対応した高品位のデジタル編集が可能になっております。