■ WINK2 西口スタジオへフェアライトコンステレーションシステム納入
2010年7月。東京 渋谷区渋谷区16-2東急本店通りに面したBit Cubeビル 1階及び3階にオープンするウインクツー西口スタジオ様(http://wink-2.com)の第一期工事が完了しました。 1階のMAルームにはフェアライトのコンステレーションミキシングシステムの納入が完了しました。

(MAルーム。100インチ7000ルーメンプロジェクターを使用しての試写が可能)


メインシステムは、FPGAベースのCC-1エンジンで構成され、HDビデオ録画再生が可能になっており、音声/映像をシームレスにフルデジタル、マルチチャンネル編集作業が可能です。システムにはFCカードを実装しApple XsanサーバーとCC-1がリンクしています。



NAブースは2名が同時録音可能。
モニターは5.1chマルチチャンネルオーディオ対応。試写用には100インチTHX認証スクリーン/7000ルーメンの3チップDLPプロジェクターを装備。
50インチPDPは3D仕様。3D番組用マルチチャンネル音響制作にも対応しています。NLVは、スタンドアローンのPyxis HDも導入。各種ノンリニアファイルベースのMA用映像素材の受け入れがスムースに可能です。


(3D PDPによるMA作業)


ヤマキLLMラウドネスレベルモニターが設置され、放送用コンテンツのオーディオレベル準拠に対応しております。
モニタースピーカーはベルギーのFAR社のAV-20をメインスピーカーにサラウンドスピーカーはAV-6。ニアフィールドはGenerec を採用しています。
ミキシングコンソールフレームは3Bay 。1Bayシャーシを両サイドに設置しワンマンからツーマンオペレーションに対応。
アウトボードは、Neve33609/Yamaha SPX2000等を配備。Mic Preは、AMEXを採用。2トラックマスターレコーダーはDV-RA1000。音響効果用には、ProTools、MD,CDシステムを配備しています。



Fairlightは、1975年設立以降CMI(コンピューターミュージカルインスツルメント)でシンセサイザーやサンプリングと技術で音楽シーンに革命をもたらし、1993年以降映画、音楽、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のDAW、ミキシングコンソール、ビデオディスクレコーダーを開発、デジタルオーディオのリーディングカンパニーとして活動しています。
2008年にはFPGAテクノロジーを使用した環境に配慮した高性能のメディアエンジンを開発し多くのユーザーにご使用頂いております。
Fairlightはデジタルコンテンツ業界に新たな指針をもたらし、2000年にはアカデミー™賞技術部門を受賞しました。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより支持されているFairlightは、現在日本、アメリカ合衆国、イギリス、そしてオーストラリアにオフィスを構え、世界15カ国の代理店網で販売を行っています。